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決算書の見方を学ぼう!> ⑥バリュー投資銘柄の選択基準①
ROA(Return on Assets)とは、「総資産利益率」とも呼ばれます。
「企業の所有する総資産が、1年間にどのくらい利益を生んだか」を示す指標のことです。
図で表すとこうなります↓

例:
利益が50億円で、総資産が1000億円の場合の計算式はこうなります。
(50億/1000億)×100=5%=ROA
利益が10億円で、総資産が1000億円の場合の計算式はこうなります。
(10億/1000億)×100=1%=ROA
一般的な中小企業の場合は、平均で2~3%程度が妥当な水準だといえます。
そして、ROAからは、こんなこともわかります。
企業の営業力・・・総資産に対して、十分な売上高を上げているか
収益性・財務体質・・・売上高に対する利益率は高いか、低いか
ROAという指標は、短期投資の投資スタイルより、バリュー投資のような長期投資をする投資家には、役に立つ指標の一つです。
ROAは、仮に株式投資の際に、ROAだけを見るのではなく、この収益性指標に加え、現在の株価が割安かどうかを判断する指標(PBR、PERなど)の指標も、組み合わせて銘柄を選ぶほうが、より確実な銘柄分析をすることができます。
株主資本比率は、株主資本を総資本(負債+株主資本)で割ったもので、全資本の中で、返済しなくても良い資本の比率を見るものです。
貸借対照表で、借方(左側)には、資産の欄があり、貸方(右側)には、負債と資本の欄があります。
負債は、期限が来れば必ず返さなければいけません。
資本は、企業の貯めた利益と株式市場から調達した資金なので、返済する必要がありません。株主資本(自己資本)ともいいます。
株主資本比率が高い企業は、一般的に、負債が少なく、財務体質が良いことが多いです。
逆に、株主資本比率が低い企業は、負債が多く返済に対するコストが高く、財務体質が厳しい場合があります。
株主資本比率を見て、その企業の財務の安全性を判断することができます。
バリュー投資の一般的な基準では、株主資本比率が50%又は60%以上を超えていれば、健全だと判断します。
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